自分はたくさんの退職経験がありますので、断言できますが
敵を作るのはめんどくさいので、敵を作らない退職理由になるなら、噓すらつく。
これがよろしいかと。
嘘ってすべて悪と思われがちですが、仏教では方便としてついてよい嘘、悪い嘘を教えています。
ついて悪い嘘は人に迷惑をかける嘘。
ついてよい嘘は人と自分にメリットがある嘘。
このように考えて後者、すなわち自分や他人にメリットがある嘘だったら嘘つくのもやむなしと判断してみるとラクです。
仏教では人を救済するためにつく嘘を方便と言い、人を救う行為であるとしております。
逆に人に悪影響を与える嘘は詐欺、虚偽として罪を積むと説いています。
俺の場合
39歳の時転職しましたが、入ってみてビックリ、職安で開示している会社の情報と実際の状況は全く違っておりました。
例えば、
- 完全週休二日が実は週休1日だったり、
- 残業が月平均20時間が、40から100時間だったり
- 有給が半年後10日もらえるという労働基準ルール通りの内容が実は1年後に6日だけ
おー、全然職安で開示されている条件と違うじゃん!と、初日にわかり、すでに辞めたいモード突入。
39歳という年齢もあり、辞めるなら一刻も早くということで辞める理由を考えました。
結果から言うと、9月に入社、11月はじめに退職の申し出、11月いっぱいで退職しました。
辞める口実
やはり体の理由が一番納得してもらえます。自分は先天的な眼振という、目が常に振れている遺伝性のトラブルがありまして、目の力を抜くと目がぐるぐる回っております。
これを利用して、社長に回っている目を見せて、
『このような状況で繊細な仕事を行うのは大変苦しい』
と、病院へ行く旨を話しました。これはお膳立て。
先天的なトラブルなのに、この会社に入ってからという嘘をつきました。
病院へ行っていないけど、行ったことにして、結果を社長以下首脳部に報告。
とてもじゃないけどこの目では仕事をするのは困難であると大げさに伝えました。
妙に納得していただき、円満退社できました。
これを、よろしく正義感を出して、
『職安開示してある待遇と違う!』
と喧嘩しても何かメリットがあるでしょうか?
波風起こすときはイザって時。会社を辞める程度の理由であえて戦うことって無駄な労力だと思います。
戦って悪い企業を叩きなおす!なんていう愛社精神が入ったばかりの会社で湧くわけもなく、納得してもらえる嘘をついて辞めるほうが賢いと思いますが、これは人の考えなので、どうするべきとは言えませんが、少なくても
俺の方法は、無駄なストレスをためないための両者にメリットがある方法であると自負しています。
病気以外でも、
- 兄弟の会社からコネで来てほしいと言われた
- 友達が働いている会社で欠員が出て誘われた
こんな嘘も納得してもらえると思いますが、注意するのは、次に入る会社の名前とか言いふらさないこと。
これ大事です。次どこで働くの?なんて聞かれても答えないほうがいいです。
世の中嘘は悪いことであると教えていますが、
人とトラブルを起こさないためにつく嘘は自分を守るうえで必要なことだと思ます。
正直者が馬鹿を見る世の中です。バカまじめにまったく嘘はつかない!これはかっこいいのでしょうが、自分が損することが多いように思います。
人に迷惑をかけないという基準で物事考えるときに、
ついていい嘘、悪い嘘という判断が出てきます。
実際に女性の8割がウソをついて退職している事実、みなさん自然に自己防衛しているんですね。悪いことじゃないですよ、決して。なので、卑屈にならないで!
8割超の女性はウソをついていた!? ホンネとタテマエの退職理由
参考元→シゴトサプリ
実際に女性の8割がウソをついて退職している事実、みなさん自然に自己防衛しているんですね。悪いことじゃないですよ、決して。なので、卑屈にならないで!
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