もう数十年前になるか、子供を抱きながら妻と3人で電車に乗っていたら、見ず知らずの中年の男からずっと見られていて、相当不快な思いをした。若かった当時は注意しに行って謝らせてしまったが、こんな気持ちはめんどくさい。
またある日は、電車に乗っていて、数名の男が辺り構わず因縁をつけて殴る蹴るの暴行を行っていた。運よく俺の近く来た時に降車駅に到着し、事なきを得た。あと一駅遅かったら・・・ぞっとしますよ。
数えたらきりがないが、電車で相当な嫌な思いを作ってしまった。これがトラウマとなって電車が大嫌いに。
電車が嫌いで、結局仕事も車通勤、徒歩通勤できる職場を選び、これまた運よく電車通勤の必要がない職場への転職もかなった。
かれこれ数年が経ち、情勢が変わり、リストラなどの渦へ巻きこまれ、徒歩圏内だった職場を離れることに・・・
次は生活のために、電車通勤もやむなしとの決意で職場探しに足を延ばした。
結局次の会社は都心方面へ1時間かかる場所に決まった。
出勤初日
期待と不安で電車に乗車。すごいラッシュで緊張感がマックスとなり冷や汗がタラタラ。3月というのに汗が噴き出す。
3日で会社を辞めたいと真剣に考えるが、家族のことを考えると克服しないといけない。もうこの年で再就職できたことを感謝しつつ、克服するしか選択枠がないと決意。
そこで電車が怖い思いを振り切った方法とは・・・
逆に考える。これです。
満員電車は人がいっぱい。ということは警察関係の人が乗っている可能性もありますし、善人も乗っているでしょう。しかも満員なのでわざわざ特定の人と目が合うこともない。目の前の人が顔が近いなら目をつむって寝ているフリをすればいい。スマホができる状況ならスマホをいじっていればいい。
辛い電車に乗っている時間すら、楽しみに変えるってことです。
電車が怖いのは人混み恐怖か視線恐怖なので、それらを考えさせる余地を与えない、すなわち好きなことに没頭すればいいわけです。
今はスマホが当たり前の世の中。そもそも人もほとんどがスマホやってますからあまり目線を合わす人も減ってきたように思えます。
だから自分の好きな読み物だったりメディアだったりとスマホを最大限に利用するなら、あっという間に通勤時間なんてすぎます。
今はネットでラジオを聴くこともできる。
苦痛な通勤電車もそこそこ楽しいものとなるんです。良い世の中です。
スマホ、いいもの作りましたね。
根性論とか、小難しい精神論など必要ないです。辛い時間を楽しいものにするだけです。
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